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イソトレチノイン10mgと20mgの違いは?用量の決まり方を解説

イソトレチノイン10mgと20mgの違いは?用量の決まり方を解説
まい

10mgと20mg、どっちがいいのか迷う…。

この記事では、イソトレチノインの10mgと20mgの違いについて解説します。

結論からいうと、10mgと20mgは1カプセルに含まれる量(規格)の違いです。

どちらがよいかは数字の大小ではなく、体重や重症度をふまえて医師が決めます。

結論:イソトレチノイン10mgと20mgの違いは?
  • 違いは1カプセルに含まれる量(規格)
  • 1日に飲む量は規格×カプセル数×服用回数で決まる
  • 良し悪しは体重あたりの量(mg/kg)と重症度で判断
  • 用量は自己判断で増減せず医師が決めるのが前提

数字が大きいほうが早く効くはずと考えて自分で20mgを選ぶと、副作用の負担だけが増えてしまうこともあります。

用量の決まり方を知っておくと、いま出されている量が自分に合っているかを落ち着いて考えられるでしょう。

用量の考え方をつかんだら、オンライン診療でイソトレチノインを扱うクリニックの一覧にも目を通すと、受け方のイメージがつかめます。

目次

イソトレチノイン10mgと20mgの違いは?大小で決めない

イソトレチノインの10mgと20mgは、まず1カプセルに含まれる量が違い、その良し悪しは数字の大小だけでは決められません。

それぞれ順番に見ていきます。

10mgと20mgは1カプセルの含有量(規格)

イソトレチノインの10mgと20mgの違いは、基本的に1カプセルに含まれる有効成分の量(規格)です。

規格には10mg・20mgのほか、製品によって25mg・30mg・40mgなどもあります。

10mgと20mgは、1カプセルに入っている量の違いです。どの規格がそろっているかは製品によって異なります。

どちらがいいかは重症度をふまえ医師が決める

どちらの規格・用量がよいかは、ニキビの重症度や体重、治療への反応、副作用の出方をふまえて医師が判断します。

「20mg=強い・10mg=弱い」と数字の大小だけで一律に決められるものではありません。

まずは用量が何で決まるのかを知っておくと、診察での説明が理解しやすくなります。

10mgと20mgのどちらを選ぶかは、自分の希望だけでなく医師の判断で決まります。用量が何で決まるのかを知っておくと、診察の話が理解しやすくなります。

イソトレチノインの用量は体重で決まる?決め方を解説

用量は体重あたりの量で決まるのが基本で、体重換算で見ると同じ20mgでも意味が変わります。

順番に見ていきましょう。

推奨用量は体重あたりで決まり1日2回に分ける

米国の添付文書では、推奨用量が0.5〜1.0mg/kg/日(体重1kgあたり0.5〜1.0mg)と示されています。

この量を1日2回に分けて飲むのが基本です。

重症の例では、2.0mg/kg/日まで増やすこともあります。

添付文書が示す用量の目安
  • 推奨用量:0.5〜1.0mg/kg/日
  • 飲み方:1日2回に分ける
  • 期間:15〜20週が目安(製品により差がある)
  • 重症の例:2.0mg/kg/日まで増やすこともある

体重別の目安を換算表で確認する

0.5mg/kgと1.0mg/kgで体重別に1日量を換算すると、同じ数字でも意味が変わることがわかります。

体重0.5mg/kgのとき1.0mg/kgのとき
40kg20mg40mg
50kg25mg50mg
60kg30mg60mg
70kg35mg70mg
80kg40mg80mg
90kg45mg90mg
100kg50mg100mg

たとえば体重40kgの人は、0.5mg/kgがちょうど20mg/日にあたります。

体重が増えるほど、同じ20mg/日でもmg/kgの値は小さくなる関係です。

20mgがどの程度の用量かは体重で変わる

ここまでを整理すると、20mg/日という同じ量でも、どの程度の用量かは体重によって変わります。

体重が軽い人ほどmg/kgは大きくなり、重い人ほど小さくなる関係です。

だからこそ「20mgだから強い」と一律にはいえず、体重とあわせて考える必要があります。

同じ20mgでも、それがどの程度の用量かは体重次第です。数字だけを見て強い・弱いと判断できないのは、このためです。

イソトレチノイン10mgと20mgの効果・副作用の違いは?自分で増やさないのが大事

効果と副作用は、一次情報で裏取りできる範囲で見ると「低用量ほど再治療が増える」「重大な副作用は用量によらない」の2点がおさえどころです。

順に見ていきます。

低用量ほど再治療が増えるが直接比較ではない

米国の添付文書には、0.1・0.5・1.0mg/kg/日という体重換算用量を比べた試験が載っています。

その報告では、低用量ほど、いったん落ち着いたあとに再治療が必要になる割合が高かったという結果でした。

ただしこれは体重あたりの量を比べた結果で、固定量の10mgと20mgを直接比較したものではありません。

「低用量ほど再治療が増える」は体重換算用量を比べた報告です。10mgと20mgという固定量を直接比べた結果ではない点に注意しましょう。

用量は医師が調整し自己判断で増やさない

治療の途中では、効果の出方や副作用、検査結果をふまえて医師が用量を調整することがあります。

一方で、個人輸入などで手に入れた薬を自分の判断で20mgに増やすのは、まったく別の話。

脂質などの変化は自覚しにくいため、検査を受けながら医師と用量を決めるのがおすすめです。

用量は「量の割り算」では決まりません。治療期間も含めて医師が反応と副作用を見ながら判断するため、自己判断で10mgから20mgへ増やさないことが大切です。

イソトレチノインの10mgと20mgに関するよくある質問

10mg・20mg以外の規格もある?

あります。規格は10mg・20mgのほか、製品によって25mg・30mg・35mg・40mgなどがそろいます。規格の意味は10mgと20mgは1カプセルの含有量を参照してください。

10mgの規格を使う人は1日10mgだけ飲む?

そうとは限りません。1日に飲む量は、規格×カプセル数×服用回数で決まります。詳しくは1日に飲む量は規格とカプセル数で決まるで解説しています。

体重50kgなら10mgと20mgどちらが目安?

0.5mg/kgで換算すると、50kgでは25mg前後が一つの目安です。ただし重症度や副作用で変わるため、最終的には医師が判断します。換算は体重別の目安で確認できます。

20mgのほうが早く効果が出る?

量が多いほうが早い、と一律には言えません。用量比較は体重換算用量の試験で、固定量の10mgと20mgを直接比べた結果ではないためです。詳しくは低用量ほど再治療が増えるで説明しています。

10mgなら副作用は出ない?

少ない量でも副作用がゼロになるわけではありません。とくに催奇形性などの重大な副作用は、用量によらず注意が必要です。詳しくは重大な副作用は用量によらず注意するで解説しています。

自分で10mgから20mgに増やしてもいい?

自己判断での増減はおすすめできません。効果や副作用、検査結果をふまえて医師が用量を調整するためです。理由は用量は医師が調整し自己判断で増やさないで説明しています。

まとめ:イソトレチノイン10mgと20mgは医師の判断で決めましょう

イソトレチノインの10mgと20mgの違いは1カプセルの含有量(規格)で、良し悪しは体重あたりの量と重症度で決まります。

自己判断で増減せず、検査を受けながら医師と用量を決めるのがおすすめです。

数字の大小だけで量を選ぼうとすると、副作用の負担ばかりが増えることもあります。

まずは用量の決まり方を知り、いまの処方が自分に合っているかを医師に相談するところから始めましょう。

まい

用量は医師と決める、が基本だとわかった。

気になる点は受診の際にメモして持っていくと、短い診察でも要点を伝えやすくなります。

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