スポーツ選手はセルフケアも大切!!スポーツ障害!

身体の健康というのは様々な理由によって阻害されます。例えば昨今、話題のコロナウィルスなどのように細菌が身体の中に侵入して起こるものもあれば、日々の生活習慣が原因で起こる内臓疾患、あるいは遺伝子によってなりやすい病気があったり、料理をしていて誤って包丁で手を切ってしまう、なども立派な不調ですよね。

今回はそんな不調の中でもスポーツをすることが主な原因になるスポーツ障害について記事を書いていこうと思います。もしもかすると人によってはスポーツ障害というと大変おおきな病気なのでは?と思ってしまうかもしれませんが、例えば膝の痛みや捻挫、骨折、ヒジ、肩、背中の痛みといったありふれたものですので、ご安心ください。

多くの場合、スポーツ障害は激しい練習を行わず安静にしてキチンと対処すれば良くなるものが大半なのですが、試合が近い、スポーツを職業にしている、など練習をやめられないでオーバーワークを繰り返していると歩行が困難になったり、関節の可動域が狭くなったりと日常生活にも影響を及ぼしますので、早期発見・早期改善を心がけるようにしましょう。それでは記事を始めてまいります。

スポーツ障害の種類

当然ながら、スポーツはそれぞれの競技によって頻繁に使用される箇所が違いますし、個人のフォームやプレースタイルによってもケガしやすい箇所は様々です。その全てを当記事で説明するのは難しいですが、例えばスポーツ障害には大きく分けて二種類あります。

言い方は専門家によっても様々ですが、急性と慢性あるいはスポーツ外傷とスポーツ障害ともいいます。ようは急性・スポーツ外傷は選手同士や物体との接触によって骨折、捻挫、打撲、脱臼などのケガをしてしまうことで、慢性・スポーツ障害とは度重なる過度な練習やある箇所に疲労が蓄積することで起こるものを指しています。

具体的なケガの名称を上げるとキリがありませんが一例を出すと、例えば野球をしていればピッチャーに限らず投球を行いますのでヒジに疲労がたまりそれによって内側側副靭帯損傷(ないそくそくふくじんたいそんしょう:野球肘とも呼ばれる)が起こりやすく。

同様にヒジに痛みが走るものでも上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん:テニス肘)や上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん:ゴルフ肘)などのようにヒジが痛いという症状は同じでも痛みが出るところによって名称も変わります。

その他にも成長期のスポーツ選手であれば膝の下に痛みを感じるオスグッド、中高年になれば身体の衰えによって肩の靭帯を損傷したり、筋肉が断裂してしまう肉離れ、疲労の蓄積による腰痛などが起こったりとその種類は競技、年齢、性別によっても大変多く存在しています。

スポーツ障害あるある、、

すでにご紹介している通り、スポーツ障害は慢性的に疲労が蓄積した結果、起こるものです。しかし、運動経験者の方々はお分かりいただけると思いますが、スポーツ障害に陥るとまず初めに痛みや違和感は感じるものの耐えられないほどではないので放置して練習を続け、いずれ悪化してしまう。という方がほとんどだと思います。

以下にはどれほどの数の方々がそのように症状を放置してしまうかをまとめているサイトがありますので引用してみます。

私がスポーツ校医をしている学園で調査したところ、ケガや障害のために整形外科医やスポーツ専門医を受診する競技者は約1割であり、非専門医や民間療法に頼るのは約2割、残りの7割はどこも受診せず放置しており、さらなるスポーツ校医活動の必要性を感じさせる結果でした(表1)。ここで問題なのは、治療をしないで放置している学生たちの多さもさることながら、その大多数がケガや障害は治療の必要がないと思っていたことでした。

一般に、スポーツが続けられる限りケガや障害に対して「放置しても自然に治るだろう」「スポーツをする以上多少の不具合は当たり前」という誤った認識を持っている競技者とその関係者は少なくないように思います。傷害が軽く、運良く改善する場合もありますが、時に傷害が長期に渡ることがあってもその認識を変えることなく、やがてスポーツが思うようにできなくなって初めて悩み出すことになります。これは明らかにスポーツ傷害への誤解によるもので、他の病気と同様に、スポーツ傷害にも早期からの適切な診断治療が必要だという事を示しています。

引用:整形外科医の視点

これは校内で行われた調査と書かれていますが、日本全体で調査してみたとしても7割以上の方が症状を放置してしまうというのは当てはまると思いますし、もしかするともっとたくさんいらっしゃるかもしれません

まとめ

今回はスポーツの練習を過度に行うことで特定の部位をケガしてしまうスポーツ障害について記事を書いてまいりました。文中や引用にもありますが、本当にたくさんの方々が痛みを基準に練習をやめたり、再開したりされると思いますが、改善にしっかりと時間をかけて取り組むことで再発しなくなったり、身体によくないプレースタイルを見直すことでより力の抜けたいいプレーが出来るようになったりもします。

日本人は昔から痛みを我慢したり、真面目に練習をこなすことが美徳と考えられてしまっていますが、私たちの心持と身体の状態は必ずしも同じではなく、漫画のように精神が肉体を抑え込むということは試合中などであれば起こると思いますが、日常生活では起こりません

いつまでも健康で楽しくスポーツをしたいと願うのであれば症状が起こった時はきちんと専門家に相談して治すようにしましょう。