突然の一撃!ギックリ腰!

今回はあまりにも有名であるギックリ腰について記事を書いてまいります。この名前をご存じないという方はあまりいらっしゃらないと思いますが、実際のところ、どうして動けないほどの激痛が出るのか、何が原因で起こっているのか、などはご存知ないかもしれません。

生きている限り、誰もが痛みを感じない生活をずっと続けていたいと思うわけですが、加齢運動不足食生活によって身体に無理をさせ続けるとギックリ腰だけでなくても色々な疾患を患ってしまうものです。

特に昨今ではパソコンスマートフォンの普及によってこれを長時間利用し、知らずしらずのうちに身体が凝り固まり、首、肩、背中、腰などに大きな負担を強いている方が多くいらっしゃいます。原因をきちんと理解して、なるべく疾患にかからない身体作りを目指しましょう。それでは始めてまいります。

ギックリ腰は魔女の一撃?

冒頭では原因が解明されているような記述をしましたが、実はギックリ腰を含めて腰痛の八割は原因がよくわかっていません。それは腰部の構造が複雑であったり、その方の運動量食事姿勢、など私生活における特徴によっても原因が異なるからだと思います。

しかしギックリ腰原因の一つは筋肉のコリである、ということは間違いありません。またギックリ腰というとお年を召した方の疾患である、という認識も多くありますが、デスクワーク長距離ドライバー、あるいは他の座りっぱなしの職業をされている方であれば普段の姿勢に気を付けないと30台を過ぎれば起こりうるものなのです。

ではそういった方々にギックリ腰がなぜ起こるのかといえば、おそらく多くの方が運動不足だから、というようにお答えになるかもしれません。確かにそれも一つの要因です。運動不足になると血流が悪くなり、血流が悪くなると疲労物質の流れも悪く、床の靴下をとる、ふいに立ち上がる、起き上がる、そんな何気ない動作で激痛が走ったりもします。

けれどおそらく運動不足よりも多い原因は同じ姿勢でずっと作業をしているから、だと考えれます。例えば単純に直立するだけでも結構ですが、同じ姿勢をずっと続けていると疲労がたまっていき、疲れから痛みを感じるようになるはずです。

筋肉疲労していくというと重たいものを持ったり、長時間運動して次の日にくる筋肉痛を思い浮かべる方が多いと思いますが。実はそれだけでなくずっと同じ体勢でいても筋肉は徐々に疲労していくのです。

例えばそれの代表例寝違えです。これも多くの方が経験したことがある痛みだと思いますが、変な体勢で眠ってしまったり、ただ寝ていただけなのに朝目覚めるとが動かなかいほどの痛みがあったりしますよね。

これもギックリ腰同様、凝り固まってしまった筋肉の影響です。運動不足も同じですが、筋肉疲労がたまると硬くなってしまう性質を持っており、この固まった筋肉コリを生み、そして血流の悪化がぎっくり腰となって現れるのです。

ギックリ腰の対処と予防法

経験したことがある方はご存知だと思いますが、本格的なギックリ腰はその激痛から歩くこともままならず、安静にするほかありません。もちろん、痛みが激しい発症からの2~3日は痛みの少ない体勢でじっとしているのが良いでしょう。

しかし、数日もすればその痛みは和らいでいきますので、動けるようになったら、今度は積極的運動をするように心がけましょう。人間痛みを感じると安静にしなければならない、という本能が働くわけですが、血流の悪化や筋肉のコリから始まるギックリ腰はなるべく動いてこれを解消した方が治りが早いのです。

またあまり知られてはいませんが、ギックリ腰と同様の症状が背中に現れる場合もあります。普段から椅子に対して高い机で作業をしていたり、パソコンの画面に集中するあまり、前傾姿勢で作業をしたりするとと同様に背中に負荷が集中してギックリ背中が起こります。

ギックリ腰でも同じことが言えますが、実は人間頭部というのは意外に重く、体重の一割があるといわれていますし、片腕はおよそ体重の5~6%の重量があるといわれており、両腕で10%ですから、体重が60キロの方の場合、6キロの重さがあります。

自分の身体の事なので普段はあまり気にしないと思いますが、前傾姿勢になったり、高い机を利用していると背中などにそれだけの重量がかかると想像してみると、筋肉酷使している理由に気づけるかもしれません。

まとめ

今回は名前は非常に有名だけど、起こる原因はよくわからないギックリ腰について記事を書いてまいりました。文中でも触れている通り、私たち頭部は意外と重く、きちんとした体勢で作業を行わなければ身体に負担をかけることがお分かりいただけたかと思います。

しかし、ではきちんとした立ち姿勢座り姿勢をしてみてください。といわれてもあまりよくわからないのが正直な所です。正しい姿勢を学びたい、あるいはすでに身体のどこかに痛みがある、予防に努めたい、そんなお悩みがあればお気軽に当院までご相談ください。